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《大学入試センター試験に代わる新しい試験が始まる予定です。》

2020年度から新しい大学入試制度が始まります。
今年度の中学3年生からです。(2017年度現在)
特に英語はTOEIC等の民間試験を受験することになり4技能(聞く、話す、読む、書く)全てが重要視されます。

AERA dot.(アエラ ドット)に理解しやすい記事が載っていました。
以下AERA dot.抜粋します。

専門家に聞いた 2020年度から大学入試の英語はこう変わる

07月15日 07:00

 2020年度から、大学入試センター試験に代わる新しいテストが始まる。とくに英語は、従来のマークシート試験から、英検やTOEICなどのスコアを活用するスタイルへと劇的に変化する。新しい試験はどんな中身になるのか、試験対策はどうしたらいいのか。東進ハイスクール講師の安河内哲也さんと、文科省の有識者会議座長として英語教育改革に関わるを務める上智大学教授の吉田研作さん、2人のエキスパートが疑問に答える。7月20日発売のAERA English特別号「英語に強くなる小学校選び2018」の一部を抜粋し、最新情報をお届けする。

*  *  *
Q:センター試験の英語はどう変わる?
A:民間試験のスコアを提出するものになります

センター試験に代わり、2020年度から「大学入学共通テスト(仮称)」が導入される。英語の場合、文科省は、英検やTOEICなど、民間の4技能試験を採用すると想定されている(23年度までは移行期間として従来のマークシート式試験も継続)。受験者はそのスコアを大学入試センターに提出することになる。

「提出できるのは高校3年次の4月から12月までの2回分だけですが、受ける回数は自由です」(吉田さん)

海外留学を検討しているなら、4技能試験のハイスコアは必須だ。

「世界のトップ大学のほとんどが4技能試験以外は留学生の就学資格として認めていません」(安河内さん)

Q:合格を目指すにはどの程度のレベルが基準になりますか?
A:英検2級取得が一つの目安となります

民間試験のおのおのの評価法は異なるが、文科省は英語力を客観的に判断する際に用いられる「CEFR」(セファール、ヨーロッパ言語共通参照枠)を指標とする考えだ。

「CEFRは、A1、A2、B1、B2、C1、C2の6段階に分けられています。C2が最も高く、B1が英検2級と同等と言われています。英検2級は高校卒業程度の能力とされていますから、B1を目指すといいと思います」(安河内さん)

「民間の試験は1点刻みのものもありますが、段階的に力を測るものもあります」(吉田さん)

Q:「読む」「書く」の2技能は、どこまで伸ばせばいいですか?
A:簡単な英字新聞が読めて、論理的に書く力が必要です

「読む技能で言うと、CEFRのB1は、難解な表現や単語を使わない、日本の新聞社が出している英字新聞を理解できる力が一つの基準と言えます」(吉田さん)

新聞には幅広いジャンルの情報が掲載されているため、知見を広げるのにも役立つ。

一方、書く技能では、論理性や教養の豊かさも重要になるという。

「スピーキングも同じですが、ライティングも論理的思考力が試されます。英語力に加え、社会問題など幅広い知識を習得する必要があります」(安河内さん)

Q:スピーキングではネイティブ並みの発音が必要ですか?
A:発音以上に論理的かどうかが重視されます

英語を話すテスト、と聞くだけで、「読む」「書く」の2技能中心に学んできた親世代は身構えてしまう。ただ、ネイティブ並みの力は求められていないという。

「どの民間試験も、課題に即した答えができているかや、伝えたいことを論理的に話せているか、表現の豊かさなどが重視されます。文法的な正確性や発音のよさは評価基準のなかでは二次的なものです」(吉田さん)

「多少の発音ミスは許容され、主張、論拠、事例が話せているかが大きな評価基準となります」(安河内さん)

Q:スピーキングの受験対策を教えてください
A:授業を重視し、アプリなども活用しましょう

相手が必要なスピーキングは自学が難しい。ただ、今後は英語教育の現場にも最新のIT(情報技術)が導入されていることが見込まれる。

「英語でディスカッションやプレゼンテーションを行う高校の授業がまず役立つはずです。オンライン英会話や人工知能を搭載した英会話アプリなどを含め、最新技術も活用することになるでしょう」(吉田さん)

予備校にも変化が訪れそうだ。

「予備校は英会話スクールと提携し、スピーキングの授業を提供する可能性があります」(安河内さん)

Q:私立大学の入試はどうなりますか?
A:4技能試験が主流になっていくはずです

「私大入試の今後に関しては、東洋大学が好例です。同大では全学部の前期日程の試験において『TEAP』『GTEC』『IELTS』『英検』という外部試験を併用しています。大学独自の英語試験を受けてもよく、高得点のほうを入試判定に採用する形になっています」(安河内さん)

実際、「大学入学共通テスト(仮称)」の導入に先駆け、民間の4技能試験を入試に採用する私立大学が増えている。上智大学、立教大学、早稲田大学、青山学院大学、立命館大学などの一部の学部が「TEAP」を利用している。(菅野浩二)

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